サイト作成人との関わり経済

障害者に多様な収入の機会を

春の公園01

久しぶりにワードプレスのエディタを開いてみたものの、いったい何を書けばいいのかわからない。

そういえば最近、またホームページを作ってみたいとふと思って、以前使っていた作成ソフトを再インストールしてみた。けれどもそれを使ってどんな中身のサイトを作ればいいのかがわからないという本末転倒状態に陥っている。なぜページを作ってみたいと思ったのかというと、今のひどい焦りの気持ちをひとときどこかに閉じ込めておくのに、そんな作業をするのがいいんじゃないかと考えたからで、何かを特に伝えたいということではないから、テーマが浮かんで来ないのも当たり前なんだろう。

ところで、このサイト作成ソフトを作っているのがデジタルステージというところで、これは「劇団第三舞台」なんかをプロデュースしている会社、サードステージから派生した会社らしい。一番最初にこのソフトを購入した時に社長の製品に対する思い入れがやたら強かったので興味を持ってその人をネット上で追っていたら、ある時、「自分が人にこころというものがあるとわかったのは30歳になった時ぐらいから」と言っているのを聞いて、ちょっとびっくりした。

そしてそれがどういう意味なのかよくわからなかった。少なくとも会社の代表を務めようとすればそれを支援してくれる社員を集めないといけないし、それをまとめる魅力が当人にあるべきだということになる。もしその人が「人にこころがあるなんてわからない」となったら、それだけの配慮もできず、会社なんか作れなかったんじゃないかと思った。ただ、他にその補佐をする人がいて、自身もようやく30で相手の気持ちを慮ることを覚えたというのであれば、持っている優れた能力(ソフトウェア開発)を生かしつつ、集団の代表になることもできたということなのかも知れない。

ある意味、発達障害の一種「アスペルガー」に似た状態にある人のような気もした。けれどネットで見る限り、人との会話は流暢だし相互に理解し合うこともできている。

優れた能力を持っている。しかし人の心の中には興味はなくあくまで自分が中心である。そのことについて特別罪悪感を感じることもないし、人から受ける感情に気持ちが左右されることもないという状態は、もしその能力で仕事が出来て行くのなら僕には逆にうらやましい存在だ。実際、そういう人も見て来た。高校の頃は周りとほとんど話すことがないけれど成績は飛び抜けているという人もいたし、以前いた職場では普通の会話はできるけれど飲み会などには一切出ない。けれど仕事はよくできるのでその点では一目置かさざるを得ない。上司はその人を嫌うけれどもその人はそれで特別苦しんでいる感じはない。そんな人もいた。

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「他の人には心がない」と思ったことは、たぶん小さな頃から僕にはなかったと思う。ただ、人と関わるときの緊張感は強かった。それは発達障害の診断がおりるずっと以前から感じていたし、それが主症状だと診断されていた以前の主治医の見立てに間違いはなかったと思う。過度の緊張は相手も緊張させ、自分に対する警戒感を強めていただろうと思う。小さな頃からそれをなるべく解きたいと願っていたし、自分でもいろいろ工夫したつもりだったけれど、最初の間はうまくいっていた関係が次第に裏返って行くようにわるくなっていくことが割とあった。そしてそれはどうしてだろう?と悩み、自分のどこが悪かったのだろう?と深く考えたけれども明確な答えの出ることはなかった。

ただ、もし自分が過緊張で相手に警戒感を抱かせるだけなら、それが悪意や敵対心にまで発展することは少ないんじゃないか。そう考えると、自分ももしかしたら「人にこころというものがあるのはわかっているけれども、そのありようについては把握しづらい」ということがあったのかも知れないし、今もあるのかも知れない。書いていてもよくわからないけれど、自分が思っているのとはまったく違うあり方で、人のこころというものは存在しているのかも知れない。それが自分にはよくわからない。だからこれまで人との関わりがうまくいかないことが多かったのかも知れない。

ところでさっき書いたデジタルステージの代表だった平野さんという方は、ここのところやってくる製品案内のメールにまったく登場されなくなったので「どうされたのかな?」と思っていたら、2014年に、40歳を機にデジタルステージの代表の立場からは離れて、まったく別の新たな事業を手がけておられるのをFacebookでつい最近知った。一度、心斎橋のアップルストアにこの人の話を聞きに行ったこともあるし、USTREAMを使っての商品紹介やらMacやネット界隈の話を聴くのがおもしろかった。「人にこころというものがあるとわかったのは」的な話をまた聴けたらおもしろいだろうなと思う。

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最初の話、ホームページ作成のことに戻ると、最近は個人でホームページを持つ人がかなり少なくなった気がする。実際僕自身も、ワードプレスでホームページに似た感じのサイトが作れることを知ってからはこれに頼っている。僕がリンクをはらせてもらっている人の中には自身のサイトを維持している人もあるけれど、全般にホームページは商用か団体の概要をお知らせするような用途を受け持つことが多くなっているように思う。中にはホームページにブログ機能を組み込んで両者のいいとこ取りをしているようなサイトもある。

全般に感じるのは、ホームページであれブログであれ、インターネットの世界もお金儲けにつながる要素が以前に比べて格段に増えたということで、このごろでは個人ブログでもアフェリエイトが全盛になっている。アフェリエイトならその個人に特別大きな資金も必要がなく、少しずつ関心のある分野の知識を深めていくことができて記事を書くだけの文章能力があれば収入源になる。

アフェリエイトには、「特定の分野に深い興味・関心」があって、けれども人との関わりが苦手であるというアスペルガータイプの障害者には、ひとつの職業として成り立つだけの要素が秘められていないだろうか。従来から障害者向けに行われている工場の下請け的内職作業を中心とした訓練も、一定の人には効果があることは確かだとしても、これからはその障害特性に合わせて、たとえばアフェリエイトの技術を教えるというような方向があってもいいんじゃないだろうかと考えたりする。

と、これだけ書くのに途中で違うことをしたり、眠ったり、頓服を飲んだりしてほぼ半日をかけてしまう今。

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