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難儀に思えたりかわいそうと思ったり

あの時見たバラ01

今頃気づいたことのひとつに、親が「料理」というものができなくなっていた、ということがある。もっとも自分だってできたものではないのだけれど、材料を揃えておいて作り方を読みながら作ることは味はともかくなんとかできることが多い。ところが親の年齢になると、もうその作り方を読みとって理解すること自体がしづらいようで、スーパーで適当な素材を見せながら「これ、読んで作れるか?」と聞いたら、「わからん」という答えがかえってくる。魚を焼くことさえ面倒なのか、しない。ただ惣菜コーナーへ行って出来合いの食品を買う。焼き鳥とかから揚げとかポテトサラダとか、決まったものが多い。

なんだかあんまりなことになってきたので、最近はできるだけ自分で簡単なものを作ることが多い。昨日はハヤシライスを作った。今日はお好み焼きを作った。どちらもあんまり文句も言わずに食べたけれど、ハヤシライスの残りを食べようとしたときに母親は「それ、ソースをかけた方がええで。」というので、どうも甘口すぎるカレーと勘違いしているようだった。お好み焼きは一枚一枚フライパンで焼いて出したらペロッと食べていた。父親はいつの間にか魚がきらいというようになった。母親は熱いものがだめで、ごはんも炊きたてなどは食べずにさめたおにぎりでないとだめとか、いろいろと難しい。うどんひとつでも暖かいものとそうでないものをつくらないといけない。

もうひとつ、これも今更な話だけれど、いろんな手続きごとを親ができなくなっている。具合のわるい膝用のサポーターの請求書がおくられてきたものを見せてもいつまでも放っておくし、固定資産税徴収の知らせが来てもまるで見ようともしない。結局数日してから自分が郵便局へ振り込みに行ったり役所に確認の電話を入れたりしないといけなかったりする(電話は苦手なのに。)。セニアカーの点検も問い合わせを入れないといけないのにいつまでも放っておくのでそれも仕方なく問い合わせをして日にちを決めた。ただ考えてみれば、そういうことが出来ていた時間が、平均的に見れば長かったのだ。

あの時見たバラ03

母親がデイだったので親の部屋を少し整理して掃除機をかけた。それだけで体力をだいぶ消耗する。親が掃除をする姿を若いころからあんまり見たことがない。それを言うと必ず「店が忙しかったから」という答えが返ってくる。けれども元々両親ともに部屋が散らかっていてもあんまり気にするほうではないように思う。なにか特別な、人が尋ねてくるとかいうようなことがないと散らかしっぱなしだし掃除機もかけることはなかった。

最近悲しくなることがあった。ひとつはこのサイトにも関して数年前からの写真を見返していたとき。「あの頃はまだ自分も親も元気だったなあ。仕事もしていたなあ」とか、いろいろと現状と比較することが頭の中に自動的に浮かんできて、それらがみんないいことばかりではなかったわけではないにしても落ち込んでしまった。もうひとつは、昨日だったか、テレビを見ていたときに誰か有名な人のなくなった原因が母親のもつ持病のそれだったこと。母親はベッドで横になってテレビを見ていなかったように思えたので気づかないでいたかなと思っていたら、少し後に父親にむかって「(私の持病の名前で)亡くなった、言うてはった」と話したものだから、「ああ、やっぱり聞いてしまっていたのか」とがっかりした。今日も夜になってまた同じことを言った。

僕はといえば、どうしてこのひきこもりがちで人とのつながりも弱い自分が重い持病を抱えた両親をときに支えないといけないのかと、むしろ幼稚ないらだちやむなしさを覚えていたところに、母親のそんな言葉を聞いて、「ああ、かわいそうだな」と改めて感じたものだった。

あの時見たバラ02

ウィンドウズを使うときはOSX上のVirtualBoxを使っているけれど、事情ができて容量の少ないハードディスクにBootcampで改めてウィンドウズを入れることにした。何かややこしいことになるかなと思っていたら案外に作業は進んで認証もできた。VirtualBoxで使っているのと同じシリアルのウィンドウズなのでいずれどちらかは使えないということになるのかも知れないけれど、ネイティブなウィンドウズを使うのは久しぶり。前は毎日エクセルと格闘していたのに今はもうかなり操作を忘れていそう。

もともと自分はパソコン操作に強い方ではなく、ただわからないことが出てくるとネットで検索すればたいてい同じようなことで悩んでいる人がいるもので親切にその解決法なんかも書いてあったりするのでそれで「難局」を乗り越えることが多かった。ところが前の職場ではネットの使用が厳禁で、そのことは本当に困った。ちょっと検索すれば操作方法がわかるようなことでもわからないので仕事が遅れたりした。エクセルの関数の使い方なんかもわからない場合が多いので結局本を買ったりしていたけれど、あれもサイトで操作の実例を見る方が本当はよかった。

難儀に思えたりかわいそうと思ったり” への2件のフィードバック

  1. そういえば、バラには棘があったんでしたね。
    撮っている時には対象には触らないようにしているので花だけしか意識の中になくて
    そんなことも忘れてしまっています。
    「棘でもつけていないとどう扱われるかわかったものではないわ」
    パッと見て誰でも美しいと感じる花だと思うので、「自分」でもそういう防衛策を
    編み出したのかもわかりませんね。

    このバラの写真は改めて大きめのものをお送りしますね。楽しみに!?お待ちください。

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